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キクザワについて

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アース21 「北海道の家づくりの現場から」発売開始

2018年01月10日

アース21で毎年作成している住宅雑誌「北海道の家づくりの現場から 2018年版」が1/10より発売されました。
今年でVOL.10ということで、今までにも増して内容の濃いものとなっています。
瀧本委員長のもとで、この本を作成してくれた雑誌委員会のメンバーに感謝感謝です。

大手書店にて販売していますので、是非ともお求め下さいね。

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「商品」と「作品」の違い

2018年01月09日

いよいよ仕事始めです。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月に感じたこと、目にしたことなど、数回に分けて記していきたいと思います。

先日、車の雑誌を読んでいて、あるジャーナリストのコメントに、「なるほど!!そうだよね」と感じたフレーズがありました。

“トヨタは「商品」を作っていて、マツダは「作品」を作っているイメージが強いです”

うまいことを言うな~と思いましたが、自分なりに分析すると、トヨタは白物家電的で万人受けであり、悪くもないが特別秀でた部分も少ない。車好きでなくとも購入して失敗したと感じる事も少ないであろうし、購入する際に深く調べ上げなくても後悔は少ないであろう。そして販売能力は他の追随を許さず。。。

一方マツダは、ストイックな技術を追求し、デザインにこだわりを持っている。車好きな人は購入すれば、深く調べ上げるだろうから、いざ自分の手元にきたときは感動するだろうし、後から失敗したという感覚は少ないんだろうなぁ。でもそうではない人が、トヨタ車の感覚で調べもせず購入してしまったら、あれあれ?と思う事もあるのかもしれない。販売能力は、トヨタには到底及ばない。

ふと我が業界に当てはめると、

“ハウスメーカーは「商品」を作っていて、工務店や設計事務所は「作品」を創っているイメージが強いです”

となるのだろう
(「作品」と言い切ってしまうと、設計者の自己満足が強く出てしまうかもしれないが、ここでは敢えて、施主と設計者の共同作品と考えて欲しい)

ハウスメーカーの場合、間取りやデザイン、カラーの選択肢も限られるが、何も考えなくとも普通の家ができる。施主が勉強する必要もなく、営業マンに大雑把に「こんな家がいい」と伝えれば、そんな感じの家ができる。そこには秀でた性能も無く、特別個性的なデザインがあるわけでもない。ひとつひとつを迷いながら決めていく楽しみも少ないだろうし、白物家電的で、「みんなが持っているから安心」みたいな感覚なんだろう。
販売力はトヨタのごとし。。。

工務店や設計事務所の場合は、まさにマツダなのかも。ハウスメーカーではなし得ないすぐれた断熱性能や気密性能。耐震性は長期優良住宅化する事によってきちんと担保され、デザインも千差万別。楽しみながらひとつひとつを決めていかなければならない。手間も時間もかかる。施主はそれなりに勉強をしなければ、工務店や設計事務所の担当の話が理解しづらいかもしれない。でもオンリーワンで最先端の住まいができる。販売力は全く無い。強力な販売力を持つ気もないが。。。

キクザワは当然、後者をめざし、お客様とスタッフ一同、共に一棟一棟楽しみながら大切に家創りを進めていきたいと考えています。

オープンハウス たくさんのご来場ありがとうございました

2017年08月21日

去る8/18(土)19(日)の二日間、恵庭市内でオープンハウスを開催しました。
多数のお客様にご来場頂き、誠に感謝申し上げます。

お客様も担当も大工さんを筆頭とした職人さん達も心を込めて創った住まいのオープンハウスは、来場された方々の滞在時間が長く、嬉しいですね~
大混雑していた時間帯もあり、弊社スタッフが対応できなかったお客様には深くお詫び申し上げます。

9月16日(土)17日(日)18日(月)にも、3日間オープンハウスを開催します。場所は恵庭市恵み野です。近々にホームページ上で告知しますのでお見逃し無く!!

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家(うち)を建てる

2017年06月24日

家(うち)は、創って、建てるのか。それとも作って、買うのか。
どちらなのか。

私達は、あくまでも創って建てることにこだわりたい。
そしてその課程を、楽しんでいきたい。

それが長続きの秘訣なのかも。

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つらら どうしてこうなるの?

2017年02月13日

久々のブログです。忙しさにかまけてさぼっておりました(汗!)
写真を2枚ご覧下さい。
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2枚とも無落雪型の勾配屋根ですが、一方は全くつららができていない(正確には細~いのが1本ありますが。。。)
もう一方はつららだらけ。。。まるで昭和の建物みたいですね。
この2軒は100mも離れていません。撮影も同じ日。気候的にはほぼ同じ環境です。なのに。

今更ですが、つららができる理由は、
①気密が悪く、部屋の空気が大量に屋根裏に逃げているため
②天井裏の断熱材が薄く、屋根裏に部屋の温度が伝わりやすくなっている
③屋根裏の換気が悪く、断熱材を通して逃げた若干の熱がこもってしまっている

いずれも屋根裏の温度が高いため、下から屋根に積もった雪を溶かしてつららになっている現象です。

つららのない方は、天井裏の吹込断熱材が500mm、気密性能も0.3cm2/m2を切る数値で、軒先及び棟の換気もしっかりと施工しています。
結果として、上記の3つの理由には縁もゆかりもない。だからつららができないんですね。

今どきつららだらけの住宅を見る事は少ないですが、折角の新築住宅。つららができる家≒暖かくない家です。
皆さん慎重になりましょうね。

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